競馬史の有名な名馬エピソードTOP10!泣ける話や笑える話まで
競馬コラム
投稿日: 2025.03.06
更新日: 2025.03.06
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名馬の感動エピソードや面白いエピソードが知りたい!
1888年に横浜の根岸競馬場で馬券の発売が開始され、130年以上もの歴史がある日本競馬には、様々な名レースや後世に名を残す名馬がいくつも誕生してきました。
そんな名馬たちが残してきた伝説のエピソードを知りたいと思う競馬ファンは少なくありません。
本記事では競馬史に名を残す名馬のエピソードを紹介していきます。
伝説を目の当たりにしてきたオールドファンも、最近始めて競馬が好きになった初心者の人も、感慨深いエピソードが多数ありますので、ぜひ最後までご覧ください!
競馬史上に残る感動のエピソード5選!

長い競馬史のレースの中には奇跡とも呼べる感動のレースがいくつかあります。
会場中が歓声に包まれて、馬券が当たった人も外れた人も、名馬に称賛を称える拍手を送り名馬の最後の雄姿に涙する・・・そんな感動的な場面に出会えるのも競馬の良さです。
未だに語り継がれているエピソード、今後も語り継がれていくであろう名シーンを厳選して5つ紹介していきます。
誰もが共感できる涙なしでは語れないエピソードですので、名馬や騎手・当時のファンの気持ちになってお読みください!
最後の最後で見せた復活劇!名馬・コントレイルのラストラン
JRA史上3頭目の無敗の三冠馬。
デビューしてから父親のディープインパクトに続く快挙と快進撃で、瞬く間に当時の競馬ファンの注目と期待を浴びたコントレイルでしたが、その後の成績が振るわず「史上最弱の三冠馬」とまで呼ばれるようになります。
JRAの三冠馬になった馬
- シンザン
- ミスターシービー
- シンボリルドルフ
- ナリタブライアン
- ディープインパクト
- オルフェーヴル
このような名馬達と肩をならべたことで必要以上に、ファンの期待を寄せられてしまったのかも知れません。
勝ちきれないレースが続くとネットで「情けない…。」「弱い…。」と散々叩かれてきました。
そんな中で迎えたラストランは2021年『ジャパンカップ』です。
断然の1番人気に推されたコントレイル。
ファンの期待を一身に背負い、最後の最後で今までの鬱憤を晴らす快足を見せ、圧巻の走りで締めくくりました。
鞍上の福永騎手は「この馬が本当に強いということをみんなに知って欲しかったです。」と感極まって男泣き。
なんだかんだ言われてもジャパンカップで1番人気に推され、大歓声の中でゴールを駆け抜け、それでもなお鳴りやまない拍手は、コントレイルがファンに愛されていた証拠ですね。
涙が止まらない名シーン!折れた脚で落馬した騎手に歩み寄るキーストン
競走馬と騎手、2人の深い絆で結ばれた感動のシーンは、今までの背景を知ると涙が止まらない。
当時は負けず嫌いの馬が良いとされていた時代で、大人しい性格のキーストンはまったく期待されておらず、時を同じくして山本騎手も同様に、才能ある騎手たちの陰に隠れて埋もれて苦悩の日々を過ごしていました。
そんな2人が出会ったのが山本騎手が大きな厩舎を退所し、地方の厩舎を転々としている時です。
乗り手がいなかったキーストンに乗って欲しいと山本騎手に依頼がきました。
キーストンを見た時に「真面目な性格で手を抜かない」という印象を持ち、逃げ馬に向いていると思った山本騎手は、本来の調教は調教師が行うことが常でしたが、時間があることもあって山本騎手自ら、馬に乗るのはもちろん体を洗ったり頻繁に触れあい、デビュー前から絆を深めていきます。
そして迎えたデビュー戦で2位に42mの大差を付け圧勝!その後も6連勝で瞬く間に街道へ昇り、昭和の名馬と呼ばれるに相応しく2年半で14戦10勝の成績を収めました。
そして迎えた昭和42年『阪神大賞典』、いつものように逃げスタイルで先頭を駆けるキーストン、しかし最後の直線で足をもつれさせて転倒・・・キーストンは骨折し落馬した山本騎手は脳しんとうで意識を失ってしまいます。
本来の競走馬ならそのまま他の馬についていき、骨折の激しい痛みで暴れてしまうことが多いのですが、キーストンは一切暴れることなく落馬した山本騎手に、脚を引きずりながら歩み寄っていきました。
その様子は落馬した山本騎手を「大丈夫?大丈夫?」と気遣っているよう・・・しばらくして目が覚めた山本騎手は、キーストンを撫でながら「ごめんね。ごめんね。」と何度も謝ります。
お互いを気遣う2人の姿は今でも馬と人間に絆があることを教えてくれるエピソードです。
最初から最後まで最強だった名馬・ディープインパクト
歴代最強馬と言われて一番多く名前が挙がるのが、このディープインパクトではないでしょうか。
同じく歴代最強騎手の武豊騎手に「まるで翔んでいるよう」と言わしめた、もはや伝説の名馬です。
生涯成績は14戦12勝ですが、どのレースを取っても「ディープインパクトが強い」という内容のエピソードがあります。
その中で今回は2006年宝塚記念、2着になったナリタセンチュリーに乗った田島騎手から見た、ディープインパクトのエピソードです。
この時はディープインパクトの凄さを騎手はもちろん、競馬界全体で認識していました。
それでもなおナリタセンチュリーに乗った田島騎手は、すべてがこちらに味方した感覚で「ディープインパクトを倒せる」と思って意気揚々とレースに臨みます。
田島騎手が掴んだ感覚
- 京都のコースにナリタセンチュリーがぴたりとはまり、最後の直線で他のコースと比べ物にならないほど驚異的な伸びをみせる
- 当日の天気は稍重、ナリタセンチュリーは得意でディープインパクトは苦手と思われていた
- ゼッケンが京都記念を勝った時と同じ7
しかし結果はディープインパクトの圧勝。
天が相手に味方してもそれでも勝ち切るディープインパクトは凄すぎです。
鳴りやまないコール!伝説となったオグリキャップのラストラン
地方競馬出身のオグリキャップはたたき上げということもあり、競馬ファンに絶大な人気を誇った名馬でした。
地方競馬から上がってきて活躍をみせ、一時期は名実ともに最強に君臨していましたが、晩年は調子を落として強さに陰りが見えます。
そしてラストランとなる有馬記念を迎えると、ファン投票は1位で人気の高さは健在でしたが、馬券の人気の方は4番人気で今一つでした。
鞍上は武豊、最後の直線で先頭に立ったオグリキャップは、もうひと伸びをみせ他を抑えて見事に優勝。
4番人気だったため外れた人も多かったでしょうが、ゴールをしたあとも歓声が鳴りやまず武騎手は「あれほどの歓声は今でもない」というほどの大歓声でした。
オグリキャップは競馬ファンに心底愛されていた名馬なのだと実感できるエピソードです。
骨折を乗り越え軌跡の勝利!もっとも苦しんだ名馬・トウカイテイオー
6連勝で無敗の2冠馬となったトウカイテイオーでしたが、ダービー直後に骨折が判明しました。
よく走る馬ほど怪我に近いと言われていますが、トウカイテイオーも例に漏れず2度・3度と骨折を繰り返し、次第に成績を落として行きます。
1992年の有馬記念では1番人気ながらスタート直後に筋肉を傷めて11着、そこから長期休養を強いられ、次のレースに出られたのは1993年の有馬記念。
丸々1年ぶりのレース、ファン投票4位で選出され4番人気、相手はウイニングチケット・ビワハヤヒデ・レガシーワールドと強豪揃いです。
誰が勝つと予想できたでしょうか。
最後の直線で抜け出したのは1番人気のビワハヤヒデ、誰もがビワハヤヒデの勝ちと思った次の瞬間、トウカイテイオーが怒涛の追い上げをみせビワハヤヒデに並び、最後は半馬身交わしてトウカイテイオーが勝利しました。
信じられない目の前の光景にファンは絶句したあと、「テイオー」コールが会場を覆いつくします。
名馬の有名な面白いエピソード

感動するエピソードもあれば思わずクスッと笑える、ほのぼのとしたエピソードもあります。
面白いエピソードも有名な名馬が多いですので、やはり強い馬は何をやっても注目されるということなのでしょうか。
それでは面白いエピソードを5つ紹介していきます。
もはや伝説!ゴールドシップのおもしろ奇行
競馬界ではゴルシ伝説として語り継がれているゴールドシップのエピソードです。
気性が荒く普段から調教師の言うことを聞かなかったり、成績も強いのは間違いないですが、大ポカをやらしたりと一筋縄ではいかないゴールドシップですが、ファンの多くはそのことも理解して奇行を楽しんでいる人が多くいました。
ゴールドシップの奇行
- 【その壱】変顔をする。他の競走馬が見せないような顔を、競馬関係者やファンに向けてやります。間違いなく見られていることを理解してやっています。
- 【その弐】スタッフへのいたずら。シャツを噛んで破ったり、手綱を引っ張って逃げようとします。日常茶飯事だったそうです。
- 【その参】レース中の停止。まるで他の競走馬を見送る素振りをみせます。
- 【その肆】パドックでお辞儀。パドックでファンにお辞儀する仕草を時折みせます。ファンに大人気でした。
- 【その伍】調教中にジャンプ。来ているファンを楽しませるかのように、調教中にいきなり飛び跳ねることがありました。
強すぎる故の珍事?オルフェーベルの暴走
こちらも先ほどのゴールドシップと同じ父親・ステイゴールドの子供で気性の荒い面があるオルフェーベルです。
オルフェーベルはなんといっても阪神大賞典の逸走でしょう。
オルフェーベルの競馬はそれまで後方に位置して、末脚で抜き去っていく競馬でしたが、このレースでは好位に着けてレースするスタイルに変更していました。
レース前から荒れ気味だったオルフェーベルは、いつもと違うレース展開に業を煮やしたかのように、2週目3コーナーで外へ向かって走り出したのです。
最後方になってここで終わるのが普通ですが、オルフェーベルは違います。レースを再開して今抜き去っていた馬群めがけて走り出し、あれよあれよという間に順位を上げ、1位までは届きませんでしたが、ごぼう抜きで2着となりました。
試合で負けて勝負で勝ったとはまさにこのことです。
パドックでバク転!?大興奮のロックディスタウン
お次はオルフェーベルの娘のロックディスタウン。
NHKマイルカップ、G1レースの大舞台のパドックで興奮しすぎて、いきなり立ち上がってそのまま後ろへコテンッ・・・!?
周りの観客はザワツキ、ネットでも大盛り上がりでした!
バク転を見たネットの声
牝馬をナンパするためにUターン?グァンチャーレの雄々しさ
ゲートを出てくれなくて試験合格までに6週間もかかったというグァンチャーレ。
地方競馬出身ながら中央競馬の重賞でもあるシンザン記念、見事な差し切りを見せた名馬です。
G1レースにも何度も出走し手は届かなかったものの、十分に活躍していた現役晩年のことでした。
坂路で放馬すると、早く帰りたくて厩舎へまっすぐ走っていく馬がほとんどなのですけど、途中で牝馬とすれ違ったグァンチャーレはナンパするようにUターンしたそうです(笑)
現役引退後は種馬になれたので本当に良かったですね。
賢すぎる!テイエムオペラオーの脱走エピソード
テイエムオペラオーは何度も脱走し厩舎員が警戒しているにも関わらず、それを嘲笑うかのように誰にも気づかれずに脱走をする頭の良い名馬でした。
しょっちゅう行方不明になっては、他の厩舎の人から保護され返して貰う事がしばしば…いくつもタイトルを獲り有名な名馬が迷子になるのが、厩舎関係者は超恥ずかしかったようです。
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日程 |
2024-12-28 |
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なんかキャラクターに愛着沸くww微妙にキモイキャラもいるけどwなんかそこを凝ってるだけでも好印象だよね!
まとめ
今回は競馬史に残る名馬のエピソードを紹介してきました。
競馬にはいくつもドラマがあり、そのたびに涙を流した競馬ファンの心に、刻まれていきます。
今回紹介してきたエピソードももちろん凄いものばかりでしたが、今後もさらなる感動のエピソードが生まれることもあるでしょう。
そんなドラマも楽しみながら今後も競馬をエンジョイしていきましょう!