名古屋競馬の特徴を知って勝率アップ!!初心者でも分かる予想のコツ3選
投稿日: 2023.08.07
更新日: 2023.08.10
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名古屋競馬場で馬券を買う時はどこに注意すればいい?
地方競馬も買い始めたのだけど、「今までは中央競馬ばかりやっていたから競馬場の特徴が分からない」と言う人は多いと思います。
走る競馬場によって同じ馬で走ってもレースの結果は変わって来るため、競馬場の特徴を知っておくことは勝つための予想に必須です。
本記事では名古屋競馬場の特徴について詳しく解説していきます。
名古屋競馬場のことをまったく知らなかった人にも、理解できる内容になっていますので、ぜひご覧ください!
名古屋競馬コースの4つの特徴
名古屋競馬場は1周1,180mで、地方競馬の中でもどちらかと言うと、小回りに分類される競馬場です。
コーナー部分が短く直線が長くなっているため、競走馬にはスピードの他に、スタミナが要求されるコースとなっています。
4つの特徴をそれぞれ解説していきます。
特徴①:コース幅が30mと広い
名古屋競馬場のコース幅は30mで広く設けられています。
地方競馬の平均のコース幅は20m台で、30mの幅は中央競馬に匹敵する広さです。
広さがレースに及ぼす影響
- 馬群が固まりづらくなり事故が起きにくい
- 外からの差しが決まりやすい
という2点が考えられます。
どのコースを走るのか選ぶ選択肢が増えることで、競走馬本来の力を発揮しやすく、道中でスタミナを溜めて直線で勝負する走りも可能です。
特徴②:コーナーはスパイラルカーブ
名古屋競馬場は右回りでスパイラルカーブを採用しています。
スパイラルカーブとはカーブの入口は大回りで、出口に向かっていくにつれて、小回りになっている構造のコーナーです。
そのためスピードを落とさずにコーナーへ進入しやすく、出口付近では馬群が必然的に外に膨らみやすいため、バラけやすくなっています。
特徴③:最後の直線は240m
名古屋競馬場は2022年にリニューアルして大幅にコースも変更、それまで194mだった直線も240mに伸ばし、西日本の地方競馬場では最長の距離となっています。
もちろん距離が伸びた事によるレースへの影響も大きく、差し馬・追い込み馬は以前より届くようになりました。
しかし中央競馬と比べると距離は同程度でも、中央競馬よりは起伏が少ないため、後方に構えた馬の方が有利と言う訳ではありません。
特徴④:砂の補充情報は要チェック
名古屋競馬場はダートコースで砂の補充を細目に行っています。
ダートコースは芝のコースに比べてクッション性がないため、競走馬にはパワーとスタミナが求められ、競走馬の足への負担は芝よりは大きいです。
砂が古い箇所は地面が固く新しい場所は柔らかいため、砂の入れ替えによってもレースに影響します。
下記のリンクに砂の補充情報は更新されていますので欠かさずチェックしましょう!
名古屋競馬場公式サイト
名古屋競馬の予想のコツ
地方競馬と言えば圧倒的に先行有利という定石が有名ですが、名古屋競馬場に限ってはそう言い切れるほど極端な結果にはなっていません。
移転前は194mと地方競馬の中でももっとも短かった直線距離が、移転後には240mで地方競馬の西日本最長となり、コーナーにもスパイラルカーブを採用していますので、馬群がバラけやすく、以前よりかなり差し馬に有利なコースと変わりました。
そんな名古屋競馬場を普段は買わないという人にも分かりやすいように、予想する時に注意すべきポイントを3つに絞って解説していきます。
外枠有利な傾向
名古屋競馬場の内側は伸びず人気を背負った先行馬でも、直線で馬群に飲み込まれる光景を何回も見てきました。
理由はいくつかありますが、1つはスパイラルカーブにあります。
コーナーの出口で馬群がバラけるため、外枠の馬でもコースが空きやすく、走るコースを選ぶことも可能で、馬場コンディションの良いポジションで駆け抜けられるからです。
実際に外枠の方が勝率も良いですので、特に外枠の先行馬はチェックしておいた方が良いでしょう。
先行有利だが差し馬にも注意が必要
移設する前は地方競馬場の中でももっとも直線が短く、4コーナーを曲がればすぐゴールというイメージで、先行馬がそのまま押し切る圧倒的に先行馬有利の競馬場でした。
しかし競馬場が移動し直線距離が240m、スパイラルカーブを採用し差し有利な競馬場へと変貌しましたが、差し馬天国とまではいきません。
依然として先行馬有利な状態ですが、以前よりはかなり差し馬も健闘しています。
先行馬が有利な理由
先行馬が有利と言っても他の地方競馬に比べると、差し馬の活躍は目を見張るものがあります。
先行馬絶対の競馬場ではないことは頭に入れておきましょう。
かなり荒れることがある
名古屋競馬場は人気馬が勝ちやすく、実際に1番人気の馬が逃げまたは先行馬だった場合の複勝率は75~80%あり、荒れづらい競馬場です。
競馬ファンも分かっているため、素直に人気馬から購入する人が多く、掲示板に低配当が並ぶことも珍しくありません。
逆に本命馬が一度飛ぶようなことがあればレースは大荒れとなり、観客席からどよめきがあがるほどの高配当になることもあります。
最大で12頭立てまでのレースしかできないため、記録に残るような高配当は出にくいですが、ビックリするような高配当はなんども出ています。
名古屋競馬の注目騎手
競馬は分からないから騎手を見て買うという人もいるでしょう。
強い騎手には良い馬の騎乗依頼も多く集まることから、騎手を見て馬券を購入することは間違いではありません。
名古屋競馬場の有力騎手
- 宮下瞳騎手
- 岡部誠騎手
- 丸野勝虎騎手
- 木之前葵騎手
名古屋競馬場の騎手と言えば女性NO1と呼び声の高い、宮下瞳騎手を思い浮かべる人が多いでしょう。
出産のため一度引退してから再び騎手に復帰し、2023年も7月現在でリーディング7位の好位置につける活躍ぶりで、まだまだ衰えは感じられません。
今年絶好調な騎手が岡部誠騎手で、2位の丸野勝虎騎手を大きく引き離して、既に150勝を超える活躍ぶりです。
木之前葵騎手も女性騎手のホープとして活躍しており、今後がとても楽しみな騎手の1人と期待されています。
名古屋競馬場の注目のレース
名古屋競馬場では3つのグレートダート競走と、15個のSP1レースが開催されます。
グレートダート競走とは中央競馬の競走馬も出走できる交流戦のことで、地方競馬ではもっとも大きいレースと位置付けられ注目度も高いです。
2023年名古屋競馬場で開催されるダートグレード競走
- 3/14SPⅡ・・・名古屋競馬株式会社賞中京ベガスターカップ
- 5/3 jpnⅢ・・・農林水産省大臣章典かきつばた記念
- 12/8jpnⅡ・・・農林水産省大臣章典名古屋グランプリ
SPは東海地区の名古屋競馬場と笠松競馬場が独自に格付けを行い開催するレースで、中央競馬の競走馬は出走できませんが、他の地方競馬の競走馬は出走できるレースが多いです。
名古屋グランプリが開催される2100mの特徴
名古屋競馬最長のコース。
2コーナーのポケットからスタートして、コーナーを6回通過して直線へ向かいます。
グランプリ以外の開催はほぼなくデータは少ないですが、波乱は起きづらく過去のグランプリでも順当に人気馬が勝利する確率が高いです。
逃げ・先行馬が有利。
2022年12月8日(木)
2021年12月23日(木)
2020年12月10日(木)
過去3年は全て1番人気が1着となっています。
かきつばた記念が開催される1500mの特徴
4コーナーの奥からスタートしてコースを1周しゴールへ向かいます。
1500mの特徴は直線を長く走るというところです。
スタートしてから最初のコーナーまでの距離がありますので、ポジション争いはゆったりしていて、枠の有利不利は感じられません。
差し・追い込みも決まることがあるコースですが、依然有利なのは逃げ・先行馬のほうです。しかし、逃げ・先行絶対ではない点は覚えておきましょう。
2023年の注目馬は1番人気の12番ドライスタウト(2着)です。
逃げ馬は5番デュアリスト(5着)、1着の8番 ウィルソンテソーロは先行の後方辺りから直線でドライスタウト(先行)と並びデッドヒート、ゴール前まで決着はつかずハナ差で勝利を収めました。
まとめ
今回は名古屋競馬場の特徴について詳しく解説してきました。
名古屋競馬場はリニューアルする前は直線が短く、先行馬が圧倒的に有利な競馬場でした。
しかしリニューアルしてからは直線距離が240mで、西日本にある地方競馬場では一番長くなり、差し馬も届くようになっていますので注意が必要です。
騎手では女性騎手の活躍が目立ち、宮下瞳騎手や木之前葵騎手は今後も注目していきたい騎手ですね。
配当面では、ビックリするような高配当も出ますが、基本的には人気決着が多いため本命党におすすめの競馬場です!
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